京都のストラト好きがこだわり抜いて作り出した、ストラト向けのスペシャリティーパーツブランド「Phythm(フィズム)」 この製品は、素材に砲金を用いた特別なブリッジサドルです。
※メーカーサイトより
ガンメタルは日本語で砲金と呼ばれ、ガンメタ色とは程遠い色ですが語源はほぼ同じで、大砲の砲身に使われたのでこの名前がついたそうです。ステレオ業界では高級パーツとしてよく使用される様です。特性は大砲に使うぐらいなので粘りがあり亀裂などが起こりにくく、耐磨耗性、耐腐食性に優れた金属で、銅と錫の合金です、銅系素材の特徴である振動の伝達が早いのは同じく銅系素材のブラスと一緒ぐらいですが サウンドはややウォームですが弱いピッキングでも芯のある出音が得られ、歪ませた時にはエッジの効いた心地よいサウンドが特徴です。
弦を通すスリットも純正品より大きく加工してあるので特にフローティングしている場合に弦が不自然な接触をする事が無いのでストレートに伝わります
仕様 stratocaster vintage style
width :10.8㎜
height screws:ステンレス3㎜ PHYTHM Stainless ・Gunmetal Saddle用オリジナルシェイプ尖り先
octave screws:ステンレス3㎜
spring:ステンレス PHYTHM Saddle用オリジナル(短いスプリングも6個付属)
PHYTHM Gunmetal Saddleは各パーツの素材やサイズを様々 テストして上記の様な仕様に至りました。ビスやスプリングなどお手持ちの物もあるとは思いますが先ずは付属しております物でお試し下さい。
USA物のサドル幅は11.3㎜ですが削り出しで作成した影響でそのサイズではサドル間の接触面が増え弦振動が分散してしまうので 敢えて10.8㎜で製作し0.5㎜の隙間を作る事により、ストレートにボディへ弦振動が伝わる様にしました、またサドル間隔の安定性を向上させるのに強いスプリングをセットしております。
取付ビスもUSA物は当然インチ規格ですがサイズがNo.4-UNCという物で外径が2.845㎜でピッチ(ねじの山)も荒く 弦振動は3㎜の方が効率よいので敢えて3㎜の物を採用いたしました。
サドル素材に合わせて弦高調整のイモネジを変えています。ステンレスとガンメタルサドルのイモネジは先端を少し尖らせる事でオーディオスピーカーのインシュレーターの様に弦の震動を点で伝え、ボディーに余計な震動を与えません。但しこれは尖らせ過ぎると音が細くなる傾向があるためサドルに合わせたPHMTHMオリジナルシェイプです